テクニカル合格談話 2
前の日は明日検定という事で緊張です。この緊張を持続しなきゃいけないし あんまりかちかちになってもいけないし・・・ そして検定日 検定は朝から行なわれ、大回り・小回り・総滑・ステップが午前中、制限滑走が午後からでした。 朝9:30ゲレンデ下に集合、検定員は昨日の事前講習をした人ではなく、インターアルペン表万座の校長・副校長・講師である。昨日の滑りを見られていないのが吉とでるか凶とでるか? |
まずは大回り(211点) なんでも最初の種目って緊張しますよね。私のゼッケンは66番、テクニカルは61番から83番までの27人。1種目6人のローテーション。テクニカルより先にクラウンがスタートするので(クラは5人)実質的に11人目でした。大回りは私にとって大の苦手種目、小回りからだったらどんなにいいかっ!いつも大回りが先だもんなー。 昨日から一種目毎に課題を考えていたのでそれを思い起こして順番を待ちました。すぐにスタートは回ってきました。 1.雪面から板を絶対はなさない! 2.やっぱし谷回り 3.スピードとターン弧の均一性 4.上に抜けない、ストレッチングからベンディングへ。 まずまずの滑りができたと思います。クニックで吸収がうまくできました。 2種目目、小回り(212点) 斜度はそんなにないが、クニックで検定員が見え隠れしている。特に一番最初のクニック手前は、検定員からは絶対見えない。そこまでにリズムをつかんでしまおうとおもった。 考えた事。 1.リズムをきちんと取る。 2.しっかり弧を描く、深回り。 3.雪面コンタクトをとりつつベンディング。 最後まで踏み外さず、終わることができた。途中2ターンほど怪しいターンもあったが、全体的には気持ちよく滑れた。 3種目目、総合滑降(211点) 何度も書いてあるがクニックをどうこなすかがポイント、前の2種目に比べ距離も1.5倍(当社調べ)で検定員は途中で見ている。フォールラインを中心に考えた立て目の構成でやってみた。 1.総滑はスピード命なので、なるべく落ちていくような(検定員に向かっていく)迫力をつくりなおかつ、流れのあるエッジングを心がけた。 2.構成は、大回り2ターン→クローチング大回り1ターン→クローチング小回り2ターン→ストックなし小回り3ターン→中ターン2ターン→大回り1ターンでゴール。これは昨日のうちから考えていた。 滑ってみて、やはり作戦勝ち。構成はバッチリで、最高の滑りができたと思う。実はもっと点を出したかった種目。 4種目目、ステッピングターン踏み蹴り(207点) 人間のメンタルなんて脆いもの。前の3種目が良かったために、めっちゃ緊張しました。おかげですべてがスケーティングに・・・ 失敗したのは、 1. 浅回りしすぎてターンにならなかった。深回りすべきだった。 2.上体がついていかなかった。少し後傾気味になったしまった。 本当は、最初の1ターンめで深回りをしてリズムを取り、迫力のある移動をしようと思っていた。ステップは1ターン目で失敗すると取り返すのが難しいと思いました。 5種目目、制限滑降(○) ステップで気抜けしたのか、力が抜けて楽に滑れた。しかし午後からこの種目を行なうので昼休みは早く終わらんかな〜とイライラしたりする。 まあこの種目は確実にゴールするこれだけだとおもいます。 |
合格発表 これがまた緊張! ゼッケン順にもし受かったら名前が呼ばれる・・・ 名前を呼ばれたときはめっちゃうれしかった。 これまでの努力が報われたような気がした。 “あぁ、やってきてよかった〜” しかしそれと同時にテクニカルってこんなもん?? ていう自分の技術に対する疑問も湧いてきた。 こりゃ〜もっと上手くなんなきゃ! やっぱリスキーはやめられない?!
|