スノースケープ・2001年度活動報告  

報告者・浜口 徹 2001,9,13

クラブ運営方針
クラブ員の状況と行事報告
クラブ傷害事故報告
インターネットの利用状況
来シーズンに向けて

スノースケープ(SAT No.650 - SnowScape)の2回目のシーズンが終わりました。昨年と同様にまずまずの活動状況だったように思いますが、資格検定やプライズ検定に合格者が連続して出た事により、クラブ活動全体に活気が出たように思います。昨年の木村さんの準指・C級検定員合格、今年の後藤さんと京野さんの準指・C級検定員合格及び後藤さんの公認パトロール合格と、クラブ創設以来2年目ですが資格検定の無敗記録が続いています。

ところが、残念な事に級別テスト合格の声を聞く事が出来なかったため、来シーズンに向けて大きな課題となりました。指導員が4名になった事により、クラブ員のそれぞれの課題達成の手助けとなる事を期待します。

ここに今年度を振返り、来シーズンへ向けての一区切りとしてその活動報告をまとめました。

クラブ運営方針

運営方針は昨年と同様で大きな変更はなく、発足2年目で Staff、クラブ員の皆さんにもシックリと受けとめられたように思います。今後とも、新しい考え、意見を取り入れて行く姿勢には変りはありませんので、いつでも運営方針についてご意見、提案、問題提起などをお願します。以下に主な点をまとめました。

  1. 活動指向

    技術指向 - スキー技術の向上を目的として、一人一人が技術目標・レベル目標を持つ。たとえば、2級所持者は1級を、1級所持者はテクニカルを、テクニカル所持者はクラウン・準指を目指す。また、SAT技術選への出場を積極的に推進します。

  2. クラブ員数

    B団体の最低人数である 30 名を維持します。クラブの基盤が出来るまで積極的にクラブ員を増やす事はしませんが、家族・友人・会社の同僚などの技術向上を目指す方々の参加を期待します。

  3. 行事案内・告知・広報活動

    連絡は全て Internet Mail を利用します。即ち、クラブ員の条件として Mail Address を持っている事が必要となります。また、行事の案内や告知は掲示板(BBS)、ホームページを利用した広報活動をします。

  4. 郵送

    郵送費の節約と手間を省くために、郵送は「SAJ/SAT登録証」などとして、最小限にとどめます。

  5. ホームゲレンデ

    尾瀬岩鞍スキーリゾートをホームゲレンデとして利用し、「ロッジ・チャティ」を常宿とします。

  6. 雪上行事

    12月から3月まで、月1回の合宿をホームケレンデで企画します。また、デモ講習を企画して、他クラブとの交流、新しい仲間の勧誘を積極的に行います。

  7. スキー以外の活動

    オフトレ、オフ企画を行うとしていますが、シーズン後の企画・実施が無く残念な結果でした。個人ベースではザウス、グラススキー、登山などを行っている様ですので、Staff からの声掛けが不十分な事が原因と思われますが、シーズン前の企画に期待します。将来的にはスノーボード・グラススキーなどを取り込んで行きたいと考えています。

クラブ員の運営 Staff と行事報告

クラブ員総数は 31名。内、SAT/SAJ登録者は 21名。2001年度の運営スタッフ構成、有資格者と今年度の資格・級別テスト・プライス合格者は次の通りです。

運営スタッフ

 
Chairman(会長) 浜口 徹    Director(理事長) 木村亮太
Manager(会計) 宮 美也子 Staff 小倉洋人
Staff 山迫 洋 Staff 土岐 望
Security(安全対策)
Auditor(会計監査)
Admin(事務担当)
浜口 徹
SAJ/SAT有資格者

浜口 徹 基礎スキー指導員
B級公認検定員
公認パトロール
テクニカルプライズ
木村亮太 基礎スキー準指導員
C級公認検定員
テクニカルプライズ
後藤一成 基礎スキー準指導員
C級公認検定員
公認パトロール
テクニカルプライズ
(3月・菅平高原会場にて合格)
(3月・菅平高原会場にて合格)
(3月・斑尾高原会場にて合格)
京野順子 基礎スキー準指導員
C級公認検定員
(3月・菅平高原会場にて合格)
(3月・菅平高原会場にて合格)
今年度のプライズ・級別テスト合格者

香西伸治 クラウンプライズ (3月・岩鞍スキーリゾート・吉野一芳[主検])
浜口 徹 スノーボード2級 (2月・菅平高原・足助真由美[主検])
今年度の行事

2月合宿から「日帰り」料金を設定した。原則として「チャティ」に車を止めて、送迎バス、お風呂を使わせてもらう事にしました。

行   事 日 程 場  所 のべ参加人数 講  師
第二回総会 2000.9.9 労働スクエア 10名 - - - - -
12月合宿 2000.12.23/24 岩鞍スキーリゾート 15名 木村・浜口
1月合宿 2001.1.27/28 岩鞍スキーリゾート 22名 木村・浜口・後藤
2月合宿 2001.2.24/25 岩鞍スキーリゾート 17名 木村・浜口
3月デモ合宿 2001.3.17/18 岩鞍スキーリゾート 13名 滝沢デモ・浜口
5月準指合格祝賀会 2000.5.26 「がんこ」銀座店 13名 - - - - -

安全対策担当からの報告

傷害報告

雪上行事での傷害・事故に関する報告はありませんでした。引き続き無事故・無傷害が続く事を期待します。

傷害保険

昨シーズン前に各自の責任において加入する事を伝えたのですが、結果として全員の保険加入が実現しませんでした。その反省から、今年度からクラブでまとめて入る傷害保険(三井海上火災)を始めました。

* スキー傷害保険
* スキー+一般傷害保険
* スキー+一般傷害保険+雪上滑走保険

の 3 種類を用意して、合計8名の加入がありました。 また、指導員資格を持っていないクラブリーダーやクラブ運営に対する賠償責任を補填するために、施設賠償責任保険にクラブとして加入しました。

公認パトロール合格

前述の通り、後藤さんが SAJ 公認パトロール検定に合格し、二人目のパトロールが誕生しました。クラブ内の安全対策が更に充実する事を期待します。

帽子をかぶろう

昨年の総会で帽子着用の問題提起をしましたが、注意されるとポケットから出して着用した人が数人見られました。雪上のクラブ行事に参加する時は言われなくても着用しましょう。また、SAT・SAJ行事では帽子をかぶらないと怒られるし、参加を断られます。そのような義務感よりは、頭部を保護すると言う安全意識を持って着用を習慣にしてください。

インターネットの利用状況

クラブ広報活動、企画掲示、連絡などはインターネットを利用しました。また、クラブ員に対する連絡・意見交換の為の掲示板、メーリングリストを用意しましたが、まだクラブ員全員が有効利用する所まで行きませんでした。利用しやすい状況を作る為に、ホームページのアップデイトを頻繁に行い、多くのクラブ員・友人の掲示板などの書き込みが増加するような対策を講じて行きたいと考えています。

また、スキーネット(www.skinet.co.jp)の「全国のスキークラブ」に紹介記事を載せた所、昨年に引き続き多数の問合せメールがきました。熱心な方が多く、その中からクラブ員としていっしょに活動している方々が 3 名いらっしゃいます。

公式ホームページ http://www.geocities.co.jp/Athlete/4462/snowscape.htm
公式掲示板(BBS)i モード対応 http://ip.tosp.co.jp/Kj/Tospi200.asp?I=SNOWSCAPER&P=0&Kubun=V5
事務局ホームページ http://www.win.ne.jp/~thama/ss_idx.html
クラブ員メーリングリスト snowscape@egroups.co.jp
クラブの友人メーリングリスト ss-friends@egroups.co.jp

来シーズンに向けて

2001年5月26日に行われた Staff による反省会の議事録の一部を下記にまとめました。これを受けて、2002年度のシーズンの活動計画を企画・実行できるように準備します。 (以下は反省会議事録より抜粋)

  1. 料金の再考

    日帰り料金クラブ員とクラブ員外の同乗者に日帰り参加を認める。原則としてチャティに来て車を置き、送迎、お風呂を使わせてもらう。料金はクラブ員は無料、クラブ員外は1,000円とし、チャティには支払わない。
    当日参加クラブ員の当日参加を認めるが、事前に担当者に状況を連絡しておくこと。
    ビジター料金現行と同様に1日単位で1,000円とする。
    夫婦参加講習代はそれぞれからもらう。ビジター料金は1名分をもらう。
    キャンセル代1,000円をもらうが、食事の用意のタイミングで判断する。チャティには支払わない。
    原案の作成以上をまとめた Excelシートをメーリングリストの「共有フォルダ」にUPする。担当‐土岐さん
    チャティへのお礼日帰り料金やキャンセル代を支払わない代わりに、お歳暮、お中元として10,000円を予算に計上する。担当‐Ryota

  2. 講習料金の変更

    講習料 - 1単位につき1,000円を徴収する。 (現行500円)
    指導料 - 1単位につき1,000円を支払う。 (現行500円)
    無資格クラブ員の指導料 - 1単位につき500円を支払う。(現行二日間1500円)

    **** 但し、1単位は2時間の講習、各合宿の中で精算する ****

  3. 資格登録費

    講習料金の値上げ分を財源にして、SAT及びSAJへの資格登録をクラブから支払う。一人あたり3,000円となりその内訳は、SAT資格登録料‐1,000円、SAJ資格登録料‐1,000円、及び 検定員登録料‐1,000円。公認パトロール・スノーボード指導員・旗門員などは個人支払いとする。

  4. 準・指導員合格お祝い金

    5,000円/一人を予算に計上し、祝賀会での会費に当てる。

  5. 資格受験希望者は 9月の総会の前に申し出る事。

  6. 来シーズンの級別テストは、現在の運営の状況を考えると「実施は無理」と判断された。

  7. 来シーズンからの新入会員は、蓮田さん、宮下さんが確定。その他の候補者はスキーネットから二人、フェニックスの社員一人。

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